卒園・卒業シーズンですね。
卒業式で、こどもの担任の先生の話が印象的でした。
「教育実習に行ったとき、ベテランの先生が教えたほうがいいに決まっているのに自分が教えていいのだろうか」
と思われたそうです。その先生はいろいろ悩んで
「自分にしかできないことをひとつでもいいからやってみよう」
と思ったそうです。
それからずっと、教壇に立つとき、生徒と関わるとき、その気持ちをもっておられるそうです。
なんて謙虚で、前向きで、一生懸命な先生なのだろうと改めて認識し、感謝しました。
私も看護師として、自分より優れた仲間に毎日助けられながら仕事をしています。
私でない方がいいのではないかなと思うことも正直あります。
でも、にじいろ訪問看護ステーションは基本的に
一人の患者さんに看護師数人のチームで関わっています。
気づきの視点が何倍にもなり、
カンファレンスでよりよい方針やケアが毎日のように更新され、見いだされていきます。
それってとても素晴らしいことだと思っています。
わたしのできることをコツコツとやって、チームみんなで日々成長し、
喜びも悲しみもともにできること。
本当にありがたい環境です。
そしてそんな環境から出かけるわたしたちのケアで、
少しでも患者さんたちの日々の苦労や苦痛が
軽くなったり ほっとしたりできるよう…
そんなことを毎日願いながらケアをしています。
ご希望、ご要望等ありましたらいつでもおっしゃってください。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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